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しばらく更新をお休みしておりました。
花が終わった後の真夏の時期は、富貴蘭にとって休眠期にあたります。
我が棚で今年開花した木は、いずれも開花から約10日間花を楽しめましたから
大体7月20日頃から順次少しずつ休眠期に入ったようです。
さて、今年の夏は大変な猛暑・酷暑でした。
とはいえ、私にとって夏の管理はほぼ初めての経験です。
10年前にも夏の管理を経験していますが
すでに記憶はあいまいだし、住んでいた地域も違います。
今現在の我が家のベランダは抜群の日照環境ですが
その分とても温度が上がります。
休眠期だから水遣りは控えめにしたいものの
この猛暑ですから水遣りを控えるのは心配…。
でも、そんなに構ってやれる時間もないので
『富貴蘭は乾燥に強い』という性質を信じて
スパルタ管理にすることにしました(笑)
今まで朝一番か夜に行っていた水遣りを
熱帯夜対策のために夜にのみ行い
バケツ潅水からジョウロでの水遣りに切り替えました。
水遣りの頻度は物凄く適当(汗)
とても暑い日は、同じベランダで栽培しているバジルが
水の切れ具合に敏感に反応して分かり易いので
バジルがしんなりしてきたら富貴蘭にもジョウロで水を遣るという具合でしたが
時々富貴蘭の水遣りは飛ばしたりしてました。
結果的には相当水を切った状態で管理していたことになります。
まさにスパルタ管理です。
でも、真夏は富貴蘭にとって休眠期といわれていますが
真夏の間も【朱天王】と【薩摩雲龍】は根が伸びていました。
【朱天王】
←本日撮影。凄く伸びてます。
←6月19日撮影
【薩摩雲龍】
←春先にはなかなか動かなかった根が…!
←6月19日撮影
水を切らし気味にして管理していたので
水分を求めて根が伸びたのでしょうか…?
今はまだ気温が下がって間がない次期なので
葉の色はまだ少し褪せた色をしていますが
概ね元気そうなので、一安心です。
ただ、【楊貴姫】は…
← ピンクの○内が落葉の跡
この酷暑の影響か、それとも私の水を切ったスパルタ管理のせいか
それとも時期的な問題なのか
下葉が枯れて落ちてしまった木が3本ありました。
でも、落葉の時期だし、病気や害虫のせいではないので
特に問題はなさそうですが…落葉するとちょっとショックです。
モリモリ葉が茂ってる木にしたかったので…(涙)
…というか、富貴蘭って、必ず落葉するものなのでしょうか?
必ず落葉してたら、こんもり茂った大きな木にはならないですよね??
落葉させにくい管理とかあるんでしょうか?
それか、落葉したのは私の棚では【楊貴姫】だけなので
品種的に落葉しやすいとかなのでしょうか?
……色々謎です。
ところで。春~真夏の管理を経て感じたことがあります。
それは品種ごとの特性についてです。
「【楊貴姫】は水が大好きなのでは?」と
春の頃からそう感じていました。
他の木(品種)と比べると、水を遣れば遣っただけ
成長も反応もすこぶる良かったので
水を切ると生育が止まって、文字通り休眠するのかもしれません。
葉が落ちただけではなく、根も先端に緑色が戻ってきている程度で
伸びてはいません。
【楊貴姫】だけは真夏の間も、もう少し水遣りしてもいいかもしれません。
来年の夏、試してみるつもりです。
一方、休眠期の間も根が伸びた【朱天王】と【薩摩雲龍】は
【楊貴姫】とは逆に、春にたっぷりの潅水を行っても
反応が鈍かったのを思い出します。
ということは、もしかしたら【朱天王】と【薩摩雲龍】は
水を遣り過ぎると弱り易い品種なのかもしれません。
水を切らし気味の方が、元気なような気がします。
ともあれ、9月も下旬にさしかかり
朝夕涼しくなってきて
ようやく安定して秋の気配を感じるようになってきましたので
水遣りの方法を春先と同じバケツ潅水に戻して
生育を促そうと思います。
植え替えは…春先までこのまま放置でもいいかも(笑)
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